こんにちは
intérieurアンテリユインテリアデザイン寺田由実です
ミラノに来て、観光する時間はないってわかってるんだけど
旅に出て美術館に一つも行かないというのは
後で後悔しそう・・・・
コンシェルジュにどこがおすすめですかと聞いたら
”あり過ぎるので、何が見たいかによります・・・・”
ヘェ~
こういう答え方が存在するくらい、多いの?!
選んだのは
”ペインティング”が多い美術館だということで
ブレラ美術館の中庭ではパナソニックの
『Air Invention』インスタレーションが開催されていた。
周囲は人、人、人で
大盛況の展示でした。
待ち時間1時間半と言われ、
もう無理・・・・あきらめました。
美術館に入ってみると
ワワワ〜 大きい絵に、この彫刻!!

人がいない・・・・
ここで休もう!と決めた

通常は観光客で賑わうところが土曜日なのに
デザインウィークのせいか、ガラガラだった。
美術館 独り占め・・・・
こんなことそうそうないかな
やっぱり子供に目がいってしまう
中学1年生とキュレーターがなんか話してる
キュレーターに聞いてみたら
『美術館と学校が年間通してやっているプログラムがあり、
どの絵でもいいから模写したり、感じたこと書けばいいの。
絵について説明して、楽しんでもらえればと思ってやってます』
以前、パリのルーブル美術館に行った時も
小学校で来ていて、マティスの「エスカルゴ」の絵の前で
子供達が絵を描き、キュレーターが
『この青は何を表しているでしょう?』
『どうしてエスカルゴがこんな形でカラフルなのかな?』
子供の自由な発想に対して、不正解がない問題
をだしている学校の授業に出くわしたことがあります。
こんな光景、本当に素晴らしい環境だと思うんです。

何故か?
以前、東京駅丸の内側にあるKITTE「キッテ」
日本郵便と東京大学が協働で運営する施設の常設展で
子供が大好きな恐竜を見にいき、せっかくなので絵を描いてもいいかと伺った時のこと。
鉛筆ならいいということで、
やり始めたら、なんと、
警備員を配備され、
小学校低学年の息子が書いている横で仁王立ち。
だったら”ご遠慮ください”
といってくれればいやな思いはしなくて済んだのですが・・・
やり場のない空気を感じた子供は
『やっぱり止める、ママ・・』
海外から一定期間預かって展示している企画展の絵画などは
著作権の問題で出来ないことは熟知している。
が、常設展で著作権の問題はクリアしているものなのに何故?
美術への理解がこんなに違うのかと本当に違和感を感じてならないです。
だからこういう場面に出くわすと、この国はどうなんだろう?と
興味津々で見てしまいます。
美術館の展示でしかみたことない”ダンテチェア”
意外と座り心地良かったので、時間の許す限り座ってボーッとして眺め
休息しておりました。
奥へ行くと、これ何だかわかります?
絵を修復する部屋です



作業が公開されるお部屋になってました。
平日だったらみれたのかな・・・・残念!
何もかもが新鮮!!
ここまでオープンなんです。
収納庫もガラス張り



『美しく収納する』名画の数々。
アートが身近なイタリアで育った子供達。
国語の読解、算数の計算問題も
大切だけど、
こういうのもアリだと思うんだけどな。
ではまた・・・
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